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Posted on 2008-05-28 22:35:02 | by: G-A.G | 0 Comments
Article Type: Driven | Tags: PORSCHE, RWD, TURBO


ポルシェGT2 911


日本国内に先駆けて、ドイツで実施された「911史上、最強・最速の一台」の海外試乗レポート!

アイデンティティ:
『GT2 911』は、『911ターボ』をモデルとしながらも4WDから2WDに変更。革新的な新技術「エクスパンション・エアインテークシステム」を採用、カーボンブレーキは標準装備とし、チタン製マフラー、電子制御エンジン・マネージメントシステムを搭載する。こうして誕生したのが、530psものパワーを誇る「911史上、最強・最速の一台」である。官能的なパワーを追求して『カレラ4』から発展したが『GT3』とするならば、絶対的なスピードを追い求めた『ターボ』こそが、この『GT2 911』なのだ。

主要諸元:
530ps、3.6リッター水平対向6気筒エンジン
駆動方式 RR
全長 4m47
車重 1440kg
マニュアルトランスミッション、カーボンセラミックブレーキ
0-100km/h加速 3.7秒
最高速度 329km/h
販売価格 約2600万円

エクステリア:
『911ターボ』のデザインを踏襲しつつも、より自己主張を強めたリアスポイラーでさりげなく違いをつけている。ボンネット、リアバンパー下部のエアインテークも専用にデザインされた。

インテリア:
本皮にアルカンターラ、カーボンバケットシート。車内には、『ターボ』や『GT3』と共通する高い質感がたたよっている。唯一悔やまれる点として、使われているプラスチック材の素材感など、このクラスの、しかもこの値段のマシンにしては、もうワンランク上のこだわりがあってもよかったように思われる。とはいえ、全体的な完成度はさすがといったところで、マシンの力強さそのものが伝わってくるような感覚に襲われた。オプションでクラブスポーツを選択した場合には、ロールゲージ、6ポイントシートベルト、消火器などまさにサーキット仕様を楽しめる。

走行性能:
アクセルをぐっと踏み込んだその瞬間、爆発的な加速に押しつぶされそうになった。『ターボ』が誇りにしていた、上品な加速性能とは全く異なる個性を放つ。『カレラGT』により近いパフォーマンスを秘め、あっというまに、乱暴ともいえるほどの強烈さで別世界へ連れ去られてしまう。しかし、これだけのパワーをRRでコントロールするとなると、乗りこなすのにはそれなりの才能、経験、度胸を要求されることは必至。このマシンのポテンシャルは、まるで悪魔の微笑み。こちらの方もそれなりの覚悟をして挑まなければならない、ということなのだ。

結論:
『GT2 911』…ポルシェ史上最も魅惑的なマシンが誕生した。乱暴な表現かも知れないが、毎日の通勤に乗れるように改良した『カレラGT』のような感じだ。加速、ブレーキ、走行性能、どれをとっても常識の範囲を軽く超えてしまう。残る強敵は、約3分の1の価格でありながら、同等級のパフォーマンスとより正確なハンドリングを返してくる『Nissan GTR』ではないだろうか。『GTR』さえいなければ、究極の一台として業界に君臨していたに違いない。だからといって、このマシンの真価が下がるわけではない、ポルシェファンにとって夢のマシンであることに変わりはないのである。

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