0 CommentsArticle Type: Driven | Tags: JAGUAR, V8, DIESEL, V6, SUPERCHARGED, IAN CALLUM
ジャガーの真髄
ジャガー XF SV8
日本国内に先行して、アメリカからお届けするテストドライブレポート。
アイデンティティ
Fordグループから、インド系グループへ売却されることが決定したイギリスの自動車ブランド、ジャガー。そのジャガーが最近発表したのが、この『XF』だ。歴代のモデルのなかでも、最も魅惑的かつ謎を秘めたモデルとして話題になった。『Sタイプ』の後継車として登場した『XF』だが、デザインそしてメカニズムともにこれまでのジャガーの常識を破る一台となった。
ポートレート
4.2リットルスーパーチャージドV8エンジン、416馬力
全車長 4m96
車重 1842 kg
パドルシフト付きセミ・オートマチックトランスミッション
0‐100 km/h加速時間 5秒4
最高速度 250 km/h (自動制御システム搭載)
販売価格 81 100 €
デザイン
ジャガー専属デザイナー、イアン・キャラム(Ian Callum)が手がけているにも関わらず、これまでブランドが主張し続けてきていた、いわゆる「ジャガースタイル」を捨て去ったかのような、革新的で大胆な独自のスタイルを打ち出している。どっしりとした存在感、頑丈さを主張しながらもあくまでもエレガントなリアスタイルでさりげなく、しかししっかりと新しいジャガーを見せ付けてくれる一台だ。
インテリア
気品。エレガンス。ムダのない美しいライン。モダンなこの車のインテリアを表現するとすれば、こんな言葉が思いつく。ひとたびコンタクトを入れると自動的に現れるエアコンディショナーのリッドやセンターコンソールに配置されたトランスミッションコマンドなど…まさに驚きの室内空間がここにはある。ゆったりと寛げるシートに、ドイツ製上級セダンなみの装備を施した車内には、ジャガーの品格が息づいている。
走行性能
ノーマル、スポーツの異なる運転モードが設定されているが、そのどちらにおいても文句のつけようのない快適性能に圧倒される。逆に、スポーツモードでのサスペンションが柔らかすぎるのでは、とさえ感じてしまう。とはいえ、これだけの快適性能を実現しながら、満足いくドライビングを提供してくれるのはさすがとしか言いようがない。V8スーパーチャージドエンジンはその実力を存分に発揮しているし、心地よいエンジン音が耳に響いてくる。そしてなによりも嬉しかったのは、セミ・オートマチックトランスミッションのレスポンスの速さだった。
結論
まずは見た目に魅了され、一度ハンドルを握るともう虜になってしまうはずだ。運転しやすいだけでなく、最高級の快適性能を満喫させてくれる。今回のテスト走行で、すっかりその魅力にとりつかれてしまった。これこそ、僕らが待ち焦がれていた「ジャガー」なのかもしれない。
グレード構成
2.7リットルV6ディーゼルツインターボエンジン、207ps = 48 900 €
3.0リットルV6エンジン 238 ps = 48 900 €
4.2リットルV8エンジン 298 ps = 63 900 €
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