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Posted on 2008-02-29 20:18:00 | by: F.B | 0 Comments
Article Type: Driven | Tags: PORSCHE, CAYMAN S, BOXSTER, RWD


ポルシェ『ケイマンS』


アイデンティティ
『ボクスター』の好調な売れ行きに触発されたドイツ、シュツットガルトに本拠をおくポルシェのデザインチームが、その『ボクスター』と伝説のモデル『カレラ911』のちょうど中間に位置する車を想定して開発したのが、この『ケイマン』シリーズだ。グレードはベーシックモデルの『ケイマン』と、より高性能を誇る高級スポーツモデル『ケイマンS』の2車種で構成されている。

ポートレート
3.4リットル6気筒Boxerターボエンジン、295ps
全長 4,341mm
車重 1350kg
0-100km/h 5.4秒(6速MTモデル)
最高速度 275km/h


Porsche Cayman S, HDTV
(WMV9HD 720p Direct Download "Right click, Save as…")

デザイン
一目でポルシェファミリーと識別できる違和感のないデザインで、まるで創業当初から存在するモデルのようですらある。それもそのはず、『ケイマン』にはそれ以前のポルシェのデザインを、ライト系統、メカニズム、そして全体のスタイルに至るまで忠実にかつさりげなく再現させている。こうして「クラシックカー」のような新世代モデルが誕生したわけである。

インテリア
車内は『ボクスター』と同じ。ポルシェに初めて乗るといったドライバーは、その完璧なまでの質感に瞬時にして圧倒されるはずだ。長年のポルシェファンならば、乗ると同時にもう何年も昔から乗りこなしてきたような、そんな錯覚を覚えるだろう。ドライバーシートはかなり低目に設定されているのにも関わらず、ドライビング・ポジションは驚くほど良好、申し分のない見通しを得られる。車内にはさりげなく小物などの収納スペースが配されていて、すっきりとした空間を演出すると同時に、使いやすいように配慮されている。

走行性能
批評家の間でも定評を得ているポルシェのシャーシだが、この『ケイマン』では6気筒エンジンをリアのミッドシップに搭載することによって、さらなる運動性能の向上を実現している。足回りも実によく、心地よいレスポンス、それでいて毎日乗れる扱い安さ。ポルシェ独自の「Porsche Stability Management」が搭載されていて、まるで路面に吸い付いていくかのような、快適な走りを満喫させてくれる。あまりにも乗り心地がよく、このクルマの怪物的なパワーを忘れてしまいそうになったほどである。僕らの試乗モデルにはオプションで用意されているセラミックブレーキが装備されており、走行開始時のブレーキ音が若干気になるものの、その性能には目をみはるものがあった。

結論
スポーツクーペというと、日産『350Z』やメルセデス『SLK350』が市場を独占しているのが現状だ。確かに他のモデルと比較して、高価である(786万円から)ことがネックとなっているのだろう。しかし、それに見合うだけのプレスティージを味わえるだけに、決して後悔はしないはずだ。『ケイマンS』、一度乗ったら手放せない、そんなマシンだ。

Portfolio


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